子どもの教育について考える 7
かなり以前から、母親たちは多くの警告を受け取ってきました。
・・・それは、思春期や青年期の問題行動や不適応を扱っている臨床家からの警告であり、文化論の形をとった自己主張のすすめです。
これは私論ですが・・・
自己主張・反抗の必要性についての多くの警告や提案は、いわばアメリカ生まれ(育ちというべきかもしれませんが)のパーソナリティ・自我発達理論にもとづいています。
・・・いうまでもなく、それは自己主張を価値づける社会的風土の中で発展したものです。
同時に、自己主張を価値づけ、方向づける母親たちの社会化に裏打ちされてもいます。
この点について、先に引用したクズィンスキーらの研究結果は印象的です。
早い時期の母親への従順は、とくに男児で必ずしも適応的ではありません。