子どもの教育について考える 7


かなり以前から、母親たちは多くの警告を受け取ってきました。


・・・それは、思春期や青年期の問題行動や不適応を扱っている臨床家からの警告であり、文化論の形をとった自己主張のすすめです。


これは私論ですが・・・


自己主張・反抗の必要性についての多くの警告や提案は、いわばアメリカ生まれ(育ちというべきかもしれませんが)のパーソナリティ・自我発達理論にもとづいています。


・・・いうまでもなく、それは自己主張を価値づける社会的風土の中で発展したものです。


同時に、自己主張を価値づけ、方向づける母親たちの社会化に裏打ちされてもいます。


この点について、先に引用したクズィンスキーらの研究結果は印象的です。


早い時期の母親への従順は、とくに男児で必ずしも適応的ではありません。

子どもの教育について考える 6


反抗が巧妙になり、いうことがそれなりに筋が通っている分、かえって感情的にさえなってしまいます。


母親は、そのような自己主張でさえ押さえ込もうと考えているのです。


では次に、日本の子どもの自己主張の発達について。


今回の調査の対象になった母親は、自己主張・反抗を一応重要なものと考え、それを押しつぶしてはならないと、自戒を込めて考えていました。


しかし、彼女たちは自己主張を上達させると思えるしつけ方略をほとんどとりません。


・・・むしろ、子どもの行動をしっかり管理し、コントロールしようと躍起になっています。


ただし、皮肉にも母親は、コントロールしようと努力すればするだけ、将来への不安を感じることになります。


子どもの自己主張・反抗が、自我や自律性の発達に不可欠なものであると理解しているからです。


「今、やりたい」と感じること

あなたがなんの理由もなく「今、やりたい」と感じるということは、なにかがあなたの本来の流れを教えてくれているのでしょう。

人間は、知らない間に宇宙や天体のエネルギーの影響を受けているはずです。

ですから、本当は「この年にはこれをしたほうがいい」という表現ではなく、「ほうっておけば自然とそれをするようになる」という言い方のほうが適切なのでしょう。

良い占い師は、人の流れやバイオリズムについて、「今年はこのような流れ(エネルギー、特性)があります」と言うことはありますが、それがどのような現象になって実際の生活に表れるかは特定しません。

たとえば、そのエネルギーが仕事に表れるか、人間関係に出るか、恋愛に出るかはわからないからです。

それが仕事に出ればこうなり、恋愛に表れればこうなり・・・というように、現象によって内容は変わるので、詳しい展開や結果までは占いではわからないはずだからです。

そして、電話占いのランキングを見て、自分のタイミングを知りましょう。

子どもの教育について考える 5


たとえば、「一時的に泣いたり、理屈をいうが、聞き分けはよくなった」とか・・・


「ちょっと待って後でやるといって、口でいっても動いてくれない」


「最近理屈をいうようになった。何で?どうして?という。譲れない。しつこく主張する」


・・・と考えているのです。


・・・この結果は、母親が自己抑制と自己主張をどのように意味づけているかをよく物語っています。


母親は、感情的に強い形(たとえば、だだをこねる、暴れるなど)での自己主張が少なくなり・・・


親のいうことを聞くようになると、落ち着いた、聞き分けがでてきた、と感じ満足します。


・・・しかし、はっきりとわかる形で自己主張したり、理屈をいうようになっても、自己主張が上手になったとは考えません。

映画の中の台詞が・・・


映画館に行くと、次回の映画の前売券まで買うくらい弾みがつく。


プロジェクター レンタルもしたので、DVDも借り出すと毎日レンタルショップに通う。


めぼしいものは観てしまって、判らないままタイトルに惹かれて借りると半分は失敗する。


そんなことなら一度観て感動したものを二度三度観るほうがずっとレV『ビフォア・ザ・レイン』はそんなうちの一本である。


残念なことに映画館で観ていない。


レンタルショップで借りるまで何の知識もなかったのである。


ヴェネチア映画祭(94年)のグランプリ、その他多数の映画祭での受賞、さらに同年のアカデミー賞外国映画賞にノミネイト、というこの監督ミルチョ・マンチェフスキーは当時36歳で、デビュー作だ。


というこの知識も全て友人から借りたパンフレットからの知識である。

子どもの教育について考える 4


1ケースを除きすべての母親は、自己抑制的な変化を肯定的に受け止めています。


多くの母親は、


「落ち着いてきた」


「あまり乱れずにしたがってくれる」


「我慢できるようになった」・・・という表現で、子どもの変化を喜んでいます。


一方、方略的な自己主張に対する母親の受け止め方は2つに分かれます。


「自分のしたいことをうまくだせるようになった」


「理屈があって反抗の質が上がった」


「意味なしの反抗はしなくなった」のように肯定的に受け止める母親はそれほど多くありません(自己主張で10名中4名、反抗では9名中3名)。


一方、自己主張では10名中3名、反抗では9名中6名がむしろ否定的に受け止めていました。


否定的に受け止める母親は、子どものいいわけや理屈を、時間稼ぎであるとか、反抗的な態度と受け止めているのです。


子どもの教育について考える 3


子どもが3歳半になったとき、自己主張・反抗がどのように変化し、それを母親がどうとらえているかを調べてみた学者たちがいます。


・・・その結果は、おおむね予想を裏づけるものでした。


子どもの変化には、自己抑制的になる、より方略的な自己主張ができるようになる、より反抗的になるという3つのパターンが想定できます。


母親の回答をこの3つのパターンに当てはめてみると・・・


およそ半数の母親が、自己抑制的な方向への変化が起こっていると感じていました。


より方略的な自己主張をするようになったと感じている母親は、自己主張で10名(3歳半は、対象者は43名でした)、反抗では9名でした。


自己主張が強くなったと感じている母親は19名。


より反抗的になったと感じている母親は25名であった(母親の回答の中では、これら3つのカテゴリーは必ずしも排他的ではなかったのです。


子どもの教育について考える 2


前回述べたようなアメリカでの知見が日本でもあてはまると仮定すれば、今回の調査結果から次のように予想することができます。


自律的で方略的な自己主張を強化する対応を示す母親は少ないのですから・・・


3歳半で自律的で方略的な自己主張・反抗を示すようになる子どもはそれほど多いとは考えられません。


一方、かなり多くの母親が子どもの自己主張・反抗を押さえ込み、従順を強く求めており・・・


その効果はより従順な子どもの増加という形で示されるでしょう。


ただし、従順を強く求めながら、結局子どもに負けてしまったり、体罰を与えるという母親が多いということから、ますます自己主張・反抗が強まる子どもが相当多いと予想することもできます。


・・・そこで子どもが3歳半になったとき、自己主張・反抗がどのように変化し、それを母親がどうとらえているかを調べてみました。


これについては次回、くわしく紹介しましょう。


子どもの教育について考える


最近では、権威的対応をとりながら結局子どもの言いなりになってしまうという母親の存在が多いことがわかっています。


これは、親の決定力のなさを示しており、興味深いですね。


・・・ただし、その分だけ強いジレンマを経験していると考えることもできます。


ここで、アメリカの研究結果を概観しておきましょう。


アメリカでは、子どもの主張・反抗に対して母親が提案や説明、交渉することが、子どもの自律的で方略的な自己主張の発達を促進するように働いています。


・・・それは、自己主張の積極的な意味づけを与えると同時に、より効果的な自己主張の仕方を身をもって教える効果を持つと考えられています。


一方権威的対応は、子どもの従順さを高めるように働きます。


・・・ただし、感情的な対応や、体罰や脅しを用いての強圧的な対応は、かえって子どもの強い不従順や攻撃性を高めてしまいます。

涙は止まらず…7

結局、その後のカルテはわからずじまいです。

患者や家族に病気のことを話さず、患者が手遅れになるのを放っておく医者。

決められている健康診断もさせず、具合が悪いと知りながら残業までさせる会社(でも、夫の亡きあと、給料の明細書をよく見たら、残業をしたという記載は、一日もありませんでした)。

これは、殺人行為と同じではないでしょうか。

お医者や会社だけに、こんな身勝手が許されてよいのでしょうか。

いま、私は、洋裁で生計をたてています。

上の娘は嫁ぎ、息子は大阪の大学に入りました。

医師や会社に対して、訴訟を起こしたほうがよいと言われるのですが、訴訟にかかる三十万円という費用は、いまの家計からは、とても出せません。

末の娘は、「お母さん、訴訟をやったって、お父さんは帰ってこないんだから、もう、いいよ」と言います。

高校受験を目前にしたこの娘には、ずいぶん不自由な思いをさせています。

ときどき、娘は、父親の顔写真を机にたて、ポロポロ涙を流しています。

夫を失った家族が、真実を知りたいと思い、保障を得ようとすると、たくさんのお金や時間がかかる。

悲しみに沈むまもなく、毎日の生活に追われて生きなくてはならない。

こんな世の中のしくみに疑問を感じずにはおれません。


たしかに、訴訟したところで、亡くなった人が帰ってくるということはないですからね。

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